こんにちは。若石リフレクソロジスト&食生活デザイナーの木下友子です。
今回は「グルテンフリーとダイエット」のお話です
グルテンフリーのダイエットというのは、レディーガガさんやミランダ・カーさん等、
欧米のセレブリティが実践していることでも有名になりました。
★そもそもグルテンって何なのでしょう。
それは、小麦等に含まれる「たんぱく質」のこと。
このグルテンが腸壁を傷つけたり、
食欲を増したりする原因とされています。
また、小麦に含まれる「アミロペクチンA」は、血糖値を急激に上げる作用があります。
さらに、小麦の糖化作用により、肌が老化しやすくなったり、皮脂腺が刺激されることによりニキビができやすくなったりするともいわれていますので、どちらにしても「精製された小麦ばかり食べる生活」は避けた方が良いでしょう。
こうして見てくると、グルテンフリーダイエットは、短期的には効果があると言えます。なぜ「短期的」なのかといえば、小麦(炭水化物)を避けた結果、動物性食品の摂取量が増え、長い目で見たときに体調に悪影響をもたらす場合もあるからです。
★グルテンフリーは「グルテン不耐症」にも効果的
グルテンを抜くメリットとしては、ダイエットだけでなく、「グルテン過敏症・不耐症」の症状を避けられる、ということも挙げられます。
グルテン過敏症・不耐症の症状とは
下痢、便秘、肌荒れ、月経前症候群、
疲労、無気力、めまい、不安感、鬱、頭痛、不眠、関節の痛み、リウマチ……等々、グルテンが原因だとは、なかなか想像しづらいものもありますね。
テニス王者のジョコビッチ選手は、「グルテンフリーを実行したおかげでパフォーマンスが良くなった」と本で発表しています(彼はグルテン不耐症だったそうです)。
ただ、自分がグルテン不耐症なのかどうか、それとも不調の原因が他にあるのかは、わかりづらいですよね。
グルテン不耐症は、「グルテンアレルギー」とも違います。
困ったことに、グルテン過敏症を検査する医療機関が、日本では今のところ、ほんの一部ということなので、当分は自覚症状でチェックするしかなさそうです。
私自身、ダイエット(痩せる)という視点ではグルテンフリーをそこまで重要視していませんが(他にもいろいろと方法があるので)、「玄米パスタ」も美味しいので、そちらを選ぶときもあります。
もちろん、小麦にもいろいろなメリットはあります(たとえばシリカが豊富等)。
大切なのはバランスですよね。
そのバランスをとるためにも、自分の感覚を磨いておきたいものです。
ちなみに私にとって、体の感覚を磨く方法は足もみです!
■ケイフィールズ直営教室&サロン「若石教室ナチュラルテ」~足揉みの教室です
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