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執筆者の写真ケイフィールズ

【食】砂糖は原料によって体への作用が違う

更新日:2023年4月19日


こんにちは。若石リフレクソロジスト&食生活デザイナーの木下友子です。


今回のテーマも砂糖です。「砂糖と上手に付き合う」ために、砂糖のことをもう少し掘り下げて見ていきましょう。


今回は特に砂糖の「原料による」分類について書いてみようと思います。


砂糖は原料によってその作用や、活用方法が違います。たとえば


■甘藷糖(かんしょとう)

これはサトウキビの茎を絞った「糖液」を精製したものです。一般的に売られている砂糖ですね。

ちなみに、白砂糖も黒砂糖も甘藷糖のグループです。ただ、製造方法に味や栄養が違うだけなのです。




■甜菜糖(てんさいとう)またはビート糖

こちらはサトウキビではなく、ほうれん草の仲間である「さとうだいこん」や、ビートの根に含まれる糖分を精製したものです。






製造方法にもよりますが、甘藷糖(かんしょとう)との大きな違いは、

●体を温める作用がある →寒い地域で作られているため

●白砂糖よりミネラルがある →黒砂糖よりは少ない

●甘味が穏やか

●オリゴ糖が含まれている→オリゴ糖は腸内環境を整えたり、便秘を解消したり、皮膚の炎症に良いとされています。

※すべての甜菜糖にオリゴ糖が含まれているわけではありませんのでご注意を。甜菜糖を原料とした上白糖やグラニュー糖には含まれません。

というところです


砂糖の材料は様々ですが、どれも「自然」の原料ですし、人工甘味料とは違うわけですから、自然派な暮らしをしたい人が忌み嫌うものではない、と思います。


ただ、とり過ぎなんですよね。

現代人はとり過ぎなのです……



どんな砂糖を選ぶかも大切ですが、まずはシンプルに「とりすぎない」ようにすること。

それを心がければ、そんなに難しい付き合いではないともいえると思います。



★様々な栄養素は、それぞれが複雑に関係しあって、身体に影響を与えています。

「これ一つで○○になる」とか、「この栄養素をこれだけとれば○○になる」、

と単純に言えるものではないと考えておりますので、その点はご注意くださいませ。


 「自分の健康は自分で守る!セルフケアからプロ独立まで」



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