前回の続編です。
本来、パーソナルカラー診断は誰が行っても結果は同じはず、なのになぜ、アナリストによって結果が違うということがあるのでしょうか。
前回の記事では、診断会場の照明に問題があると、正しい判断ができないというお話をしました。今回は別の理由をご紹介します。
★理由その2:パーソナルカラーリストの着ている服が原因
私は必ず、モノトーン(白黒)の服で診断を行っています。 なぜなら診断中、自分の着ている服の色は、お客様のお顔の「背景」となるからです。
もし私が鮮やかな服を着てしまうと、目の錯覚でお客様の顔がくすんで見えますし、逆にくすんだ服を着ていると、目の錯覚でお客様のお顔のくすみがわかりづらくなります。
専門的にいえば「彩度対比」という現象によるものです。
また、お客様の服と反対の色(コントラストの強い色)を着ていると、それもまた、お顔の見え方に影響をします。こちらは補色対比という現象が起こります。目の錯覚ですね。
残念ながら、色実のある服はパーソナルカラー診断には向きません。
パーソナルカラーリストは、自分が美しく見える色を選ぶのではなく、お客様が最も美しく見える色、映える色を選ぶのがお仕事ですから、服装は絶対にモノトーン!
これもぜひ、サロン選びの際、チェック項目として入れておいてくださいね。
「だから白黒の服を着てはったんですね!メイクさんみたいと思っていましたが、そういう理由だったのですか~」等のお声をいただいております。
※その方は、メイクさんは白黒の服を着ているイメージだったそうです。
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